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ツアナキの幻想
Words,Music けーだっしゅ
鍵を回し 宵に踊る
遊び疲れるまで
最果てに浮かぶ孤島
真珠の楔で 永遠を契る
飼い慣れた 眩暈 しがらみ
月を象って霧を照らす
枯れた荒野の向こう
眠る蝶をあやして
響く海を渡って
光を集めた
いつだって いつだって 待っていた 本当は
彼方より ずっと遥か 遠くの誰かを
いつの日か 鮮やかな その色に 恋焦がれ
明日に手を伸ばした
生まれて 叫んで 笑って 迷って 傷ついて 傷つけて
また夜が明けてく
歩いた軌跡を繋いで
全てを懸けて 今 逢いにきたよ
深い森を駆け抜け
緑の大地で深呼吸
逆さまの 夜の使い魔
歌い踊る
まだ眠そうで寝ぼけ顔のお月さま
たまには太陽も夜更かしすればいい
退屈な気持ちはドアにぶら下げて
私は自由になった
いつだって いつだって 訪れた 結末は
掬っても この手から 零れていくけど
やがて来る さよならを 遠ざけて 今ここで
永遠を叫んでる
生まれて はじめて 愛した 世界が
とめどなく この胸に 響いているから
雨の日も 傘はもう いらないよ
あの虹色の空を翔け上がる
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